姿勢・運動発達の原理
新生児にはお腹の中にいた頃から取っている屈曲姿勢が残っています。この段階の赤ちゃんの動きは無意識的でゆるやかです。動きは全身を使ったものであり、子宮内での動きが続いていると言えるでしょう。頭は左右に動かすことができます。赤ちゃんを寝かせる場所の表面に気を配り、心地良いものにしてあげましょう。この段階の赤ちゃんは一次反応によって反応します。視覚はまだ完全に発達しておらず、はっきりした色のコントラストしか見えません。赤ちゃんの顔から25~30cmのところに顔を近づけ優しく話しかけるか歌うかしてあげてください。赤ちゃんは人の顔を好みます。また、お腹の中にいた頃から聞いていたあなたの声を思い出します。