女性解剖学

女性解剖学

産後のドケルバン症候群について

手首(手関節)の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)とそこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、腫れます。母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。 注:短母指伸筋腱は主の母指の第2関節を伸ばす働きをする腱の1つです。 長母指外転筋腱は主に母指を広げる働きをする腱の1つです。
女性解剖学

女性解剖学~骨盤編~

骨盤は、女性にも男性にもあります。 ただ、女性と男性では、骨盤の形状や状態が異なっていることをご存知ですか? ちなみに、「骨盤」といっても、そういう名前の骨があるわけではありません。 骨盤は、複数の骨から構成されており、具体的には仙骨、尾骨、左右の寛骨(腸骨、坐骨、恥骨の総称)の全体をまとめて「骨盤」と呼びます。
女性解剖学

産後の女性の体に起こる変化とは

妊娠期間中~出産~産後などの流れで、ママの体は関節、筋肉などに大きなダメージを受けてしまいます。 まず、妊娠中はお腹が出てくることで、腰が反りやすく腰の関節に負担がかかりがち+お腹が大きくなる過程の腹筋へのダメージ+お腹の重さによる骨盤底筋のダメージ、と腰周りの負担増は幾重にも重なります。 そしていざ赤ちゃんが誕生すると、腹筋や筋力も落ちていて腰椎を支える体幹は弱まっているのに、出産後ばかりはそんなコンディションの不調をじっくり労わる暇なく、過酷な育児生活にすぐさま突入してしまうのです。