発育と発達 非対称性緊張性反射 対称性緊張性頸反射とは・・・ 対称性緊張性頸反射(たいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ、Symmetrical Tonic Neck Reflex;STNR)とは、乳児に見られる原始姿勢反射の一つである。 腹臥位で顎を上げると腕が伸びて足が屈曲し、顎を下げると、逆に腕が曲がって足が伸びる。生後6カ月頃から発達し、11カ月頃に見られなくなる。
発育と発達 未成熟児と正常時の皮膚の違い 新生児は口唇、舌、手掌、足底などの触覚はとても敏感で、原始反射の発現につながる部位で、生後3~5か月頃に徐々に弱っていきます。 温度感覚は新生児期にすでにみられ、徐々に敏感になっていきます。
発育と発達 胎児の発育と発達 発育とは体が量的に大きくなる事で,発達とは機能面で進歩する事を意味し ます。乳幼児健診で体重・身長・頭囲を測定し,発達レベルを検査します。そ の時,異常を指摘され「病気とは断定できないが,経過をみる必要がある」と 告げられると親は大変心配します。発育・発達には個人差があり,正常範囲に 大きな幅があるのです。正常・異常の境界域に相当する場合,どちらとも判定 できないので経過観察期間が必要になります。
女性特有の栄養学 運動の発育と発達 子どもの成長という言葉とともによく聞く言葉に、「発達」と「発育」があります。似ていますが、少し意味が違います。「成長」は身長や体重のような体の大きさの伸びを表します。一方「発達」は歩けるようになったり、言葉がしゃべれるようになったり、身体的さらに神経精神的な機能の伸びを表します。「発育」は「成長」と「発達」を合わせて総合的に評価する言葉です。
運動生理学 レム睡眠とノンレム睡眠 ●レム睡眠とノンレム睡眠 睡眠には浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」があります。一般に一晩の睡眠中にレム睡眠とノンレム睡眠を約90分周期で4~5回繰り返します。 睡眠の周期は日によって変動し、個人差もあります。前日の睡眠が不足した状態では、最初のノンレム睡眠が長くなります。
運動生理学 不眠・うつ気味の方に共通すること&改善のためには。 別名、しあわせホルモンと呼ばれる脳内ホルモンで、「ノルアドレナリン(神経を興奮)」や「ドーパミン(快感を増幅)」と並び、感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係する三大神経伝達物質の1つです。
自律神経 改めてサーカディアンリズムについて理解する 地球上の生物は地球の自転によってもたらされる約24時間の明暗周期にその活動を同調させています。このような生物リズムは、概1日周期という意味で概日リズムと呼ばれており、単細胞生物や培養細胞株あるいは各組織を構成する細胞の一つ一つが概日時計を有しています。動物においては大脳視床下部に位置する視交叉上核(SCN)から、神経あるいは体液性のシグナルを介して、各組織における細胞の概日リズムが同期されています。SCNが有する時計は中枢時計、各組織が有する時計は末梢時計と呼ばれています。
運動生理学 不眠&精神疾患の方に多いサーカディアンリズム不順の理解と修正 貧血とは血液中のヘモグロビン(血色素)量が低下(減少)した状態を指します。 ヘモグロビンは赤血球の中に含まれており,血流に乗って酸素を体のすみずみまで運搬する働きをしています。 そのため,ヘモグロビン量が低下すると体内の各所が酸欠状態となり,顔色不良・動悸・息切れ・疲労・倦怠感・めまいなどいろいろな貧血症状が現れます。 ひどい時には呼吸困難や胸痛が起こったり,爪が反り返ったりすることもあります。 このヘモグロビンは赤血球の中で主に鉄を原料として合成されます。そのため,体内の鉄分が不足すると貧血を生じます。また,ヘモグロビンの器である赤血球の数が減少しても同じように貧血が起ります。
月経周期 女性ホルモンと月経周期 月経(生理とも呼ばれます)は、子宮の内側を覆っている膜(子宮内膜)が剥がれ落ち、それに伴い出血が起きる現象です。 月経は約1カ月の周期で起こり、妊娠中を除けば生殖可能な期間の全体を通してみられます。 月経は思春期に始まり(初潮または初経)、閉経以降は生涯みられなくなります。