2020年9月

発育と発達

姿勢と運動発達を深く理解する

子どもの身体の状態を的確に把握し,姿勢発達の道筋を理解することで,姿勢についての長期的な 目標と,それに至るスモールステップの段階を考えることができるようになります。 姿勢は,臥位姿勢(側臥位・仰臥位・伏臥位などの横たわった姿勢)→肘位(肘で支えた姿勢)→手 位(手で支えた姿勢)→四つ這い位(四つ這いの姿勢)→座位(座った姿勢)→立位(立った姿勢)の順 に発達していきます。このように姿勢保持能力が成長と共に段階的に発達していく中で,基本的な運 動能力や上肢の操作性の向上等が相互に発達していきます。また,認知力の向上にも関わります。 寝返りなどの姿勢変換ができるようになると,肘位と手位で身体を安定させ,頭を持ち上げたり首を 振ったりの頭部
発育と発達

子供の身体と才能を育てる方法

子どもの才能を見つける場合、まずは子どもの生活をしっかりと観察しましょう。観察を続けていくうえで、親が望むような分野には興味を示さないかもしれません。そのような場合であっても、子どものやりたいことを尊重して、才能が伸びるのを邪魔しないことが大切です。 子どもの才能が伸びるかどうかは、親の意識と教育方針にかかっています。子どもに秘められた才能を認め、その才能がどのようなものであろうと、すべてに手を貸すのではなく、自分でやらせるという意識が欠かせません。