女性特有の栄養学 2025年11月更新:運動時の糖代謝 運動時の糖代謝は、身体が活動に必要なエネルギーを得るために、糖質(主にグルコース)をどのように利用するかというプロセスを指します。以下では、その基礎的な仕組みから、無酸素・有酸素運動での違い、運動強度や時間による代謝の変化について解説します。
女性解剖学 出産後に起こる腰痛について 妊娠,出産は急激な身体の変化を伴うことで,さまざまなマイナートラブルが起こるといわれている。 その中でも骨盤痛含む腰痛は妊婦の過半数が経験し,出産後も痛みが継続するという報告もされている。 また腰痛を有する妊婦は身体活動が制限されることにより,ADLやQOLが低下すると報告されている。
運動生理学 レム睡眠とノンレム睡眠 ●レム睡眠とノンレム睡眠 睡眠には浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」があります。一般に一晩の睡眠中にレム睡眠とノンレム睡眠を約90分周期で4~5回繰り返します。 睡眠の周期は日によって変動し、個人差もあります。前日の睡眠が不足した状態では、最初のノンレム睡眠が長くなります。
運動生理学 不眠・うつ気味の方に共通すること&改善のためには。 別名、しあわせホルモンと呼ばれる脳内ホルモンで、「ノルアドレナリン(神経を興奮)」や「ドーパミン(快感を増幅)」と並び、感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係する三大神経伝達物質の1つです。
自律神経 改めてサーカディアンリズムについて理解する 地球上の生物は地球の自転によってもたらされる約24時間の明暗周期にその活動を同調させています。このような生物リズムは、概1日周期という意味で概日リズムと呼ばれており、単細胞生物や培養細胞株あるいは各組織を構成する細胞の一つ一つが概日時計を有しています。動物においては大脳視床下部に位置する視交叉上核(SCN)から、神経あるいは体液性のシグナルを介して、各組織における細胞の概日リズムが同期されています。SCNが有する時計は中枢時計、各組織が有する時計は末梢時計と呼ばれています。
運動生理学 不眠&精神疾患の方に多いサーカディアンリズム不順の理解と修正 貧血とは血液中のヘモグロビン(血色素)量が低下(減少)した状態を指します。 ヘモグロビンは赤血球の中に含まれており,血流に乗って酸素を体のすみずみまで運搬する働きをしています。 そのため,ヘモグロビン量が低下すると体内の各所が酸欠状態となり,顔色不良・動悸・息切れ・疲労・倦怠感・めまいなどいろいろな貧血症状が現れます。 ひどい時には呼吸困難や胸痛が起こったり,爪が反り返ったりすることもあります。 このヘモグロビンは赤血球の中で主に鉄を原料として合成されます。そのため,体内の鉄分が不足すると貧血を生じます。また,ヘモグロビンの器である赤血球の数が減少しても同じように貧血が起ります。