初語の多くは「マンマ」「ワンワン」「ブーブー」などのように一つの単語であることから、一語文とも呼ばれます。
単に「マンマ」というだけでも、状況によって「マンマ食べたい」「マンマがある」など様々な意味を持ち、文としても機能するからです。
また、初語は「犬」ではなく「ワンワン」など、幼児語であることが多いといえます。
これは周りの大人が子どもに向けて使っていることばを覚えているからであり、また発音のしやすさなども背景にあります(パ行、マ行、ヤユヨ、ワン、母音は習得しやすい)。
ただ、大人と同じ意味で使っているとは限らず、同じ「ワンワン」でも、ある子どもにとっては『自分の家で飼っている犬』であり、別の子どもは『4本足の動物全般』を意味していることもあります。
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