歩行習得は早いほうがいいのか

発育と発達


一人で歩くには、ハイハイ、つかまり立ち、つたい歩き、よちよち歩き、一人歩き、階段を上る、走る、ジャンプといったステップがあります。

それぞれができるようになるまでには、それぞれに応じた身体能力の発達が必要になります。

 


ハイハイは全身をバランスよく使うよい運動




ハイハイは、歩くために必要な足腰の力をつけるステップになります。
8ヶ月頃からはじまる子が多いです。
ハイハイは、上半身を支える腕の力がつき、足腰がしっかりしていないとできません。
最初のうちは、腕の力が弱くお腹をつけたままのずりばいですが、力がついてくると手足を上手に使っておなかをあげて前進できるようになってきます。
ハイハイは、全身の筋肉を使うため、赤ちゃんにはよい運動です。

 


つかまり立ちで視野が広がる




両手で体を支えて、テーブルなどにつかまって立てるようになるのが、つかまり立ちです。

ハイハイの期間が短く、すぐにつかまり立ちをする赤ちゃんもいます。

つかまり立ちは、上半身のバランスを取り、足の筋肉をコントロールするといった複数の身体機能が揃わないとできません。

9ヶ月~10ヶ月頃にできる子が多いと言われますが、個人差が大きくなってくる時期なのでできなくてもあまり心配はないと言われています。

小児科で受ける9~10ヶ月検診でも、ハイハイやつかまり立ちの様子を診られます。

足の動かし方や突っ張り具合に問題がないかをチェックされます。

ハイハイやつかまり立ちができていなくても大丈夫です。




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